帰宅困難者一時滞在施設の確保状況(令和7年12月)

報告事項

令和7年12月末時点で、中央区が確保する帰宅困難者の一時滞在施設は屋内37施設(受入面積32,903㎡・収容19,893人)、屋外待機場所23施設(受入面積22,135㎡・収容22,135人)です。屋内の算定は内閣府のガイドライン(令和6年)、屋外は東京都地域防災計画(令和5年修正)に基づいています。区の協議会は会員92名です。

防災・安全公共施設・インフラ

帰宅困難者一時滞在施設の確保状況(令和7年12月)

委員会に出された資料9の1ページ目です。タップすると大きく表示します。

背景

大地震が発生して公共交通機関が止まった場合、買い物客や観光客など行き場のない来街者が多く発生すると想定されています。帰宅困難者の安全を確保するため、東京都の「帰宅困難者対策条例」(大地震などで帰宅できない人への対策を定めたルール)に基づき、都や関係機関と連携して対策を進めています。区でもまちづくりの方針に沿って施設の確保や協議会支援を行っています。

具体的な内容

  • 一時滞在施設(屋内):施設数37、受入面積32,903㎡、収容人数19,893人(算定は内閣府「大地震の発生に伴う帰宅困難者対策のガイドライン」(令和6年)による)
  • 一時待機場所(屋外):施設数23、受入面積22,135㎡、収容人数22,135人(算定は「東京都地域防災計画」(令和5年修正)に準じる)
  • 中央区帰宅困難者対策協議会:会員数92(別紙に屋内37施設・屋外23施設の一覧あり)
  • 都指定施設(区内及び近隣)の例:東京舞台芸術活動支援センター(日本橋箱崎町18-14)、晴海総合高等学校(晴海1-2-1)、千代田都税事務所(千代田区内神田2-1-12)、東京国際フォーラム(千代田区丸の内3-5-1)、一橋高等学校(千代田区東神田1-12-13)、東京交通会館(千代田区有楽町2-10-1)、芝商業高等学校(港区海岸1-8-25)。

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区民の暮らしへの関わり

大地震などで公共交通が止まった場合、区内にいる買い物客や観光客、区民らの一時的な滞在場所として想定されています。施設の受入面積や収容人数は上記の算定方法に基づいて示されています。

(報告日:令和8年2月6日、集計は令和7年12月末現在)

報告資料は中央区議会のWebサイトで読めます。

「帰宅困難者一時滞在施設の確保状況(令和7年12月)」の全文を読む(PDF)

企画総務委員会(2026.2.6)に 出された資料です。この日の開会日程もあわせてご覧いただけます。区の都合でリンク先が削除・移動されることがあります。

委員会での質疑

企画総務委員会 / 3人の委員が質問

この報告資料に対する委員会での質疑の概要は下記のとおりです (AIにより議事録から抜粋しています。誤りがある可能性がありますので 発言内容の詳細は正式な議事録をご確認ください)。

来街者の増加に伴う案内・多言語対応と受入れの柔軟性はどうするか

議員の質問
竹内委員

来街者が増える中、施設の定員超過時の案内や外国人来訪者への多言語対応はどうするのか。

区の回答
菅沼防災危機管理課長(参事)

施設確保は大規模開発事業と地区計画を利用した協議の二本柱で進めているが、中央区は敷地が小さく空間確保が難しいため、動線や備蓄倉庫、人員配置等について事業者と細かく協議している。多言語対応はアプリや小型翻訳機、外国語対応可能な従業員の活用などのツールを前提に、銀座・築地場外をモデルに地域全体で分かりやすい案内やチラシ等の手段を整備していく。

鉄道・店舗・ホテル等、それぞれに応じた初動体制はどう作るか

議員の質問
渡部委員

鉄道事業者、ホテル、百貨店など施設の特徴ごとに初動体制をどのように構築しているか。

区の回答
菅沼防災危機管理課長(参事)

インフラ事業者とはホットラインを確保しており、鉄道は緊急停止や車両点検等で空間と人員の制約があるため、近隣事業所への応援や事業所ごとの協力体制を前提に協議している。商業施設等については地域検討会でまち全体の取組として具体的なオペレーションをまとめるモデル検討を進めている。

行き場のない来街者の想定数と現在の確保状況はどの程度か

議員の質問
小栗委員

34万人の帰宅困難者のうち行き場のない来街者は何人想定し、現状の一時滞在施設・一時待機場所の受入れ規模はどの程度か。

区の回答
菅沼防災危機管理課長(参事)

東京都全体の試算では被害想定453万人のうち行き場のない帰宅困難者は66万人(約16%)としており、中央区の34万人にその割合を当てはめると約5万4,000人を目安としている。現在の屋内一時滞在施設の受入れは約1万9,893人で、これを5万4,000人に近づけることを目標にしている。屋内施設と一時待機場所の合算で対応を進める。

計画に載っている施設の進捗はどうか、将来の増加見込みはあるか

議員の質問
小栗委員

防災計画にある整備予定施設で未完成のものがあるが、進捗状況と今後の一時滞在施設数の見込みはどうか。

区の回答
菅沼防災危機管理課長(参事)

大規模再開発は工事中のものもあり報告時期と竣工時期にずれが生じる。順調に大型再開発が進めば、令和10年度末には本日報告の約1万9,893人から約3万人台まで屋内一時滞在施設が増える試算を持っており、そうなれば目標5万4,000人に対しておおむね6割程度を確保できる見込みである。

事業者の負担と補助の活用で協力は進んでいるか

議員の質問
小栗委員

一時滞在施設の備蓄や初期費用を事業者が負担する現行の仕組みで、事業者の協力状況と費用面の支援はどうなっているか。

区の回答
菅沼防災危機管理課長(参事)

まちづくり要綱では初期費用・更新費用を事業者負担としているが、東京都の補助(概ね6分の5補助)を活用することで負担軽減が可能である旨を周知し、補助活用を含めた粘り強い協議で理解を得ている。事業者の協力は必ずしも自動的ではないが、補助制度と地域での共有により協力事業者は増えている。

駅での待機を含むオペレーションと東京駅との協議状況

議員の質問
小栗委員

駅構造や人員の制約がある中で駅内での待機を可能にするか、東京駅との連携は進んでいるか。

区の回答
菅沼防災危機管理課長(参事)

駅ごとに構造が異なるため、一部の駅は改札外へ出す運用がやむを得ないが、改札外に出さずに改札内外の空間(コンコース等)で待機させる協議・訓練も進めている。鉄道事業者とはホットラインを維持し、訓練や協議を重ねている。東京駅は本区の11路線27駅のカウントには含まれていないが重要なターミナルとして意識しており、都・関係区(千代田区等)・鉄道事業者と連携して具体的オペレーションを詰める必要がある。昨年は東京駅での訓練も実施しているが、さらなる連携・訓練の推進を図る。

議事録は中央区議会のWebサイトで読めます。

この日の会議録(正式版)を読む

ほづみゆうきについて

ほづみゆうき

東京都中央区議会議員。妻と娘2人の4人家族。 文部科学省、子育て系NPOのシステム&政策提言担当を経て現職へ。「データ分析に基づき子どもにも大人にもやさしい中央区」を目指して区議選に完全無所属で挑戦し当選。

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掲載されている議案等の情報は、区議会に提出された議案などの公開情報を基に、ほづみゆうきがAIを活用しながら背景情報を整理したものです。

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